ブラインドタッチをまだマスターされていない場合は、完全にキーを見ないで打てるようになるまで練習することをお勧めします。というのは、キーを入力するために都度手元を見なければいけないと、その度に視線が入力画面から離れるため、誤変換やご入力があった場合に、気付かずに誤字のまま作業が進んでしまうこともあり得るからです。
もちろん最後に推敲することで目につく誤字脱字は拾えますが、納期までに時間がなかったり疲労度が強かったりすると、通常は校正で気が付くはずの単純な誤字脱字に気付かずに納品してしまうこともあります。
また、長く入力作業をしていると、PCにも学習機能がありますから、何度も入力している言葉は予測変換してくれることがあります。これはいつも同じクライアントの案件や、同じ分野の翻訳をしている場合は大変助かる機能ですが、案件ごとに分野がガラッと変わったり、いつも複数のクライアントの案件を併行して作業しているような場合には、この機能にも要注意です。
そういう単純なミスを放置しないためにも、常に、自分の打ち込んでいる文字を画面で注意して見ながら作業を進めていくことが、単純ですが極めて重要になります。
学生さんやこれから本格的に翻訳を始めようとされている方で、ブラインドタッチが100%でない場合は、空いた時間を見つけて練習されることをおすすめします。
あまり真面目で堅い練習ソフトは飽きてしまうので、ゲーム的な要素があるものもお勧めです。ちなみに私がよく練習に使っていたタイピング練習ソフトは
というソフトです。興味がある方はチャレンジしてみてください。(結構面白くてハマりますよ)
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