2020年8月23日日曜日

翻訳者になるには 【翻訳者になるための情報サイトを運営しています】

コロナ禍で在宅の仕事を探す人が増え、翻訳者志望者が増えている
誇大広告が生む錯誤
翻訳者になるための情報サイトを運営しています
・安易な道に誘われて、不正に手を染めて後悔しないでください


コロナ禍で在宅の仕事を探す人が増え、翻訳者志望者が増えている
新型コロナウイルスの影響で在宅での仕事を探している人が増え、翻訳の仕事を希望する人も増えていると聞きます。

そんな中、私もたびたび当ブログで言及している浅野正憲氏の翻訳講座も、業界からの度重なる抗議にもかかわらず、「経歴詐称とトライアル共有はもうしていない」「TOEIC500点で翻訳者になった人も年収1000万円稼ぐ人も実際にいる」と開き直って、広告活動を続けています。

この講座のどこが問題なのかについては2月25日の記事に詳しく書きましたのでそちらをご覧ください。

誇大広告が生む錯誤
この講座の誇大な広告によって翻訳という仕事が

・TOEIC500点程度の英語力でもできる
・簡単な仕事なのに一部のベテランによって独占されている。翻訳業界は不健全な業界だ

という誤解を(それを信じた一部の人たちに対して)生んでいます。
もちろん、そんな仕事ではないということは大勢の人が分かっていますし、翻訳は実力の世界だということは、実際に翻訳の仕事をしている人たちにとっては明らかなことです。

翻訳の仕事を獲得するための努力
翻訳の仕事に就くには正しい努力が必要です。
しかし、翻訳力の素地となる英語学習も、正しい訳文を書くための訓練も地道で時間のかかる作業であり、すぐに結果の出るものではないため、多くの人が取っ掛かりをつかむ前に挫折してしまいます。

そこを狙ってきたのが同氏の翻訳講座です。短期間でプロになれると謳う宣伝文句はまるで飲むだけで痩せると謳うダイエットサプリのキャッチコピーです。

私はこうした安易な誘い文句で受講生を募る手法に心底危機感を募らせ、ブログでもTwitterでも何度も発信してきました。

上述の2/25の記事にはたくさんのコメントをいただき、一定の手応えを感じていたのですが、その中に「浅野氏の講座を受けないならどうすればいいというのですか」という主旨の質問をいただき、それまで未完成だった私の情報サイト「翻訳者スタートガイド」というウェブサイトを半日で一気に完成させるに至りました。

このブログのウェブサイト版ではこちらの情報サイトへはすぐに飛べるように見やすい位置にリンクを貼っていたのですが、スマホ版ではこのリンクは表示されていないことに気づいて、この記事を書くことにしました。

翻訳者になるための情報サイトを運営しています


URLはこちらです

私が実務翻訳者として知り得る情報はほぼすべて書き出しました
翻訳者になるための学校、勉強方法、仕事を獲得するまでのルートなどを項目別に解説しました。今後も情報は随時更新予定です。

「翻訳者の募集は経験者ばかりで未経験者に門戸が開かれていない。だから浅野先生の講座に行ってきっかけをつかもう」などと思わないでください。

「経験者しか採ってくれないなら経歴があるふりをすればいい」と、経歴書の詐称を勧められるだけです。

未経験の人が翻訳の仕事を得るには、派遣の翻訳者の仕事に応募する、コンテストやオーディションに応募するなど、真っ当な道は必ずあります。

安易な道に誘われて、不正に手を染めて後悔しないでください

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