2020年2月25日火曜日

怪しい翻訳講座「在宅翻訳アカデミー」「在宅翻訳起業」「翻訳の学校」を受講してしまう人が後を絶たない理由【翻訳コミュニティ問題】

詐欺だと警告されている講座を受講してしまう人が後を絶たない

(※注: 2020年7月に講座の名称が変更されましたので当記事もタイトルを変更しました)

浅野正憲氏の翻訳講座「在宅翻訳アカデミー」「在宅翻訳起業」「翻訳の学校」が2019年の秋ごろから業界内で物議をかもしています。

「詐欺講座である」「入会しない方がいい」と、業界の数々の翻訳者が警鐘を鳴らしているにもかかわらず、なぜ入会してしまう人が後を絶たないのか、そして改めてこの講座のどこが問題なのかを私なりに考察してみました。

実務翻訳者として社内翻訳を5年半、在宅翻訳を9年続けてきた私の視点から件の講座が問題であると考える点は以下の4点です。

・「翻訳家になるのに、高い英語力は必要ありません!」と謳っている
・CV(職務経歴書)の詐称を指導している
・「トライアルは普通の翻訳の仕事より何倍も難しい」と謳い、トライアル合格までをサポートすると宣伝。実際のトライアルを講座内で共有して対策を行っているとされる。

・「頑張れば専業で1000万円、副業で30万円も夢じゃない」と謳っている

翻訳者になるために英語力は必要ないのか

まず、「翻訳家になるのに高い英語力は必要ない」と謳っている点。これのどこが問題なのか。件のウェブサイト上でその後に続く文章には言い訳のように「TOEIC満点や英検1級のような高い英語力は全く必要ありません!」と綴られていますが、ほとんどの人は最初の一文だけ見たらそうは受け取らないと思います。「高い英語力は必要ありません」と言われた時に浮かぶ英語力のイメージは人それぞれだと思いますが、「そんなに高い英語力がなくてもできる」と言われてそれが「TOEIC満点や英検1級ほどの英語力がなくてもいいという意味ですよ」、と一度で理解する人はどのくらいいるでしょう。私の勝手な予測ですが、「それほど高くない英語力でもできる」と言われて思い浮かぶイメージは英検2級とかTOEIC600点くらいではないでしょうか。実際、当初の講座「在宅翻訳起業」のウェブサイトでは「TOEIC500点でも翻訳はできる」と謳われていたと記憶しています(これには方々から指摘を受けたのか現在は掲載されているところは見かけていません)(※2020年9月1日訂正。最近では「TOEIC500点でも十分」と堂々と宣伝しています。)

英検2級やTOEIC600点も勉強しなければ取れませんから、否定するつもりはありません。そのくらいの英語力をベースとして勉強をスタートして、力をつければいずれ翻訳者になれる人もいると思います。しかし、「今現在TOEICを受けたら600点くらいしか取れない人がそのまま翻訳者になれる」というのは無理があります。もちろん、TOEIC満点はなかなか取れないと思います。しかし、受けたことのある人は分かると思いますが、あの内容の試験で4割以上も不正解する人(満点は990点です)が、様々な分野の英語を読みこなしてそれを日本語に置き換える能力を備えているでしょうか。

私はこの宣伝文句こそが、この講座の運営者が翻訳という仕事の本質を理解していない証だと思います。翻訳というのは単に言葉尻を置き換える作業ではありません。英文解釈法と英文法を勉強して築いた英語力を基にして、この構文とこの語彙表現を使ってこの内容をこう表しているから、日本語にした場合はこういった表現が最もふさわしい、と自信と根拠を持って言えるということが翻訳作業です。「この原文となんとなく似ている英語がネット上に上がっていて、対訳もあるから、だいたいこんな解釈なんだろう」とか、「機械翻訳にかけたらだいたい意味の分かる日本語になったからこれで大丈夫だろう」という、「なんとなく」や「だいたい」という思考プロセスで訳語を確定していいものではないのです。

今やGoogle翻訳やインターネット検索はネットにつながっていれば無料で使えますし、こういう作業でいいなら確かに「誰にでもできる仕事」かもしれません。しかし、「原文を理解していない人がインターネット検索を頼りにしてたどり着いた翻訳結果」なんて恐ろしくてたまらないと思いませんか。こういう人に「なぜそういう訳になるのですか」と聞いても納得できる答えは返ってこないでしょう。理解していないのですから。

私自身はTOEIC満点を取ったことはありませんし、翻訳者を始めた当初は英検準1級しか取得していませんでしたから(その後1級を取得)、「TOEIC満点と英検1級は翻訳者になるための必須要件ではない」というのはその通りだと思います。ですから、まずそれらを取得してから翻訳者を目指しましょう、という方向性は確かに遠回りだと思います。英語の勉強を積み上げていってある程度の英文解釈力が出来てきたところで訳すという作業を実践に移して行ったほうが近道だと思います。

翻訳に必要なスキルには原文解釈力、日本語表現力、調査力があります。ですから翻訳する内容に関係のない文章ばかりを読んで英語力だけを高めても、背景知識がないと上手く訳すことができないという意味で「英語力だけあればいいというものではない」というのが翻訳という仕事です。

英語力がなくて原文も解釈できないのに調査力だけあってもそれは単なる「作文」です。翻訳は原文の正確な解釈ありきです。そこを抜きにしていくら日本語がうまくてインターネット検索での調査力に長けていても、「実力があってコンスタントに仕事をもらえる翻訳者」からはほど遠いのではないでしょうか。結論として、「翻訳者になるためには原文を解釈するための相当の英語力は必須である」と言えます。少なくとも対象の英文を読んで意味を理解できるだけの英語力がなくては話になりません。


履歴書を詐称・練習で訳したものを実績として報告していいと指導

同講座が海外の機関からも名指しで詐欺だと指摘された
https://euatc.org/news/alleged-japanese-scam-revealed/)のは、講座内でCV(職務経歴書)の書き方を指導し、講師のテンプレートをそのまま受講生に使わせて、同じ経歴、同じ翻訳実績が掲載されたCVが複数の翻訳会社に大量に送りつけられたことに端を発しています。一つの案件を複数の翻訳者で分担して納期を短縮することはあり得ますが、常識の範囲を超える人数の応募者が同じ経歴・同じ翻訳実績を持っていることは普通に考えたらあり得ません。そのことに気づいた翻訳会社の関係者が直ちに業界内で警告を発し、以降それと同じ経歴と翻訳実績を載せて応募してきた翻訳者は警戒の対象となりました。翻訳会社サイドは優秀な翻訳者を書類選考で振り分けることが困難になり、新規応募者に対して慎重な姿勢を取る翻訳会社が増えたため、引いては真面目に勉強してきて本当に力をつけてきた新しい翻訳者が仕事の機会を得ることが難しくなっています。

また、講座内では「練習で訳したものも実績としてCVに載せてください」と指導しているようです。もちろんこんなことは言語道断です。練習の手術を手術実績にカウントして実績を水増ししている医者に自分の手術をしてもらいたい患者がいるでしょうか。練習はあくまで練習。実績としてCVに書くのは明らかに経歴詐称です。そんなことを堂々とマイクで話す講師に、受講生は疑念を抱かないのでしょうか。

トライアルを講座内で共有

もうひとつ、コンプライアンス的に重大な違反行為であるとみなされているのが実際のトライアル問題の共有です。類似した文章ならまだしも、実際にトライアルに使われた英文をそのまま講座内で教材として使用して授業を行っているようです。トライアルとは、翻訳会社に登録する際に、翻訳の実力を試すために翻訳会社が応募者に対して課す試験のようなもので、この出来栄えによって翻訳レート(単価)が決定されたり割り当てられる分野が決まったりします。年に数回しか開催されない英検やTOEICの試験と違って、トライアルは「内容を他言しないこと」という機密保持規約を結んだ上で通年にわたり随時行われている試験です。ですから、内容が漏洩していると分かったら翻訳会社は試験問題を差し替えなければなりません。英検や模試のように勝手に予備校のようにして傾向と対策を練るのは機密保持契約違反になる可能性があります。

翻訳で年収1000万円稼ごうとしたら

受講生が最も魅力を感じているのは「頑張れば年収1000万円も夢じゃない」という謳い文句だと思います。私も初めてインターネットでこの講座のポップ広告を見たときは思わずバナーをクリックしてしまいました。しかし、そこに散りばめられたあまりにも怪しげな文面の数々に早々に「そんなことあるわけない」と思ってすぐにページを閉じました。それは、私が実際にワード単価で翻訳作業を受注してどのくらいの分量の作業をすればどのくらいの収入になるかを知っているからですが、そうでない人が「翻訳ってやり方さえ覚えれば簡単にできてすごく儲かるらしい」と聞くと、そんな方法を教えてくれる講座には大金を払ってしまうのかもしれません。巷には同じような怪しい儲け話がゴロゴロ転がっています。「楽して儲かる話」に大金を払って大損する人の話は後を絶ちません。人間は元来がなまけものですから、「楽して〇〇できる」という話には誰もが心が動きます。私も「飲むだけで痩せるサプリ」を買ったのが一度だけではないことを白状しておきます。

さて、では在宅翻訳者が実際に年収1000万円を稼ごうとするとどうなるのか、についてお話ししておきます。

翻訳はほとんどがワード単価(=レート)、すなわち英単語1語訳していくらか、という契約をして受発注が発生します。英日翻訳の場合、一般的な内容でワード単価7~8円が相場、新人翻訳者だと5円や6円という会社もあります。特許や医療などの専門的な分野だと14円から20円取れる人もいますが、そういう人はかなりのベテランか、独自の専門性を持つ人であり、極めて珍しいケースです。

仮にワード単価8円で1年で1000万円稼ごうとすると、どうなるでしょうか。
翻訳者の収入は1時間当たり何ワード訳せるかという翻訳スピードによります。実際に英文を翻訳してみて時間を測ってみると分かると思いますが、駆け出しのころはそんなにたくさん訳せるものではないです。1時間200ワードぐらいがせいぜいではないでしょうか。文芸翻訳や法律文書だと1時間で150ワードくらいしか進まないこともあります。プロの翻訳者で専業にして一日8時間くらい作業している人は平均250ワード/時くらいだと言われています。このスピードで8時間作業すると1日2000ワード翻訳できることになります。

年収1000万円を単価8円で稼ごうと思ったら125万ワード訳す必要があります。これを365日休みなく訳したとして1日3424ワードです。1時間250ワードのスピードで約13.7時間作業する計算になります。

<ワード単価8円で年収1000万円稼ぐ場合>
・1000万円÷ワード単価8円=125万ワード
・125万ワード÷365日=3424.65....ワード/日(年間1日も休みなし)

<ワード単価14円で年収1000万円稼ぐ場合>
・1000万円÷ワード単価14円=71.42万ワード
・71.42万ワード÷365日=1956.71....ワード/日(年間1日も休みなし)

ワード単価14円といったらものすごくベテランの領域です。そのくらいベテランの人が1年間365日休みなく毎日2000ワード近い翻訳をしてやっと年収1000万円なのだと分かれば、この数字がいかに無茶なものかがお分かりいただけると思います。

散々警告している人がいるのになぜ新たに受講する人が後を絶たないのか

実務翻訳の世界を広く一般に知らしめた
「翻訳に高い英語力は必要ない」と謳い、経歴詐称とトライアルの集団カンニングを行っている翻訳講座であり、その指導のままにCVを作成して応募すると翻訳会社から警戒される対象になりますよ、と業界の数々の現役翻訳者が警告を発しているにもかかわらず、なぜ今の段階でも入会を希望する人が後を絶たないのでしょうか。

甘い謳い文句に誘われて大枚をはたいてしまう人を「情弱」という一言で切り捨ててしまうのは簡単ですが、入会したいと思う人の立場で考察してみるのもそれなりに意味はあると思います。

まず、在宅翻訳という仕事がどういう風にして成り立っているか、これまで一般的にはあまり知られていませんでした。

翻訳者というと映画などを訳す字幕翻訳者や書籍を訳す出版翻訳者を思い浮かべる人が一般的で、企業から請け負う実務翻訳という分野があるのだということを英語の仕事とは縁のなかった層の人たちにも広めたという点で、この講座は今までになかった新しい講座だと認識されました。

これまでにも老舗や大手の翻訳学校は全国各地に存在していましたが、実際に仕事を獲得するまでのルートを事細かに解説するコースを設けている学校は私が知る限りあまり多くはありません。

そして、実務翻訳は出版翻訳よりハードルが低くて(とのたまう方が浅野氏の他にもいて、それはどうなんだと怒りを覚えたという話はまた別の機会に譲りますが)参入しやすいと語り、多くの人に「それなら私にもできそうだ」と思わせたのです。

これまでの翻訳学校と浅野氏の講座が異なるところは、浅野氏は他の翻訳学校で思うような成果を得られず、悔しい思いをしたと同時に既存の学校に対して疑念を抱いたところから始まっている点です。従来の翻訳者は帰国子女や留学帰り、あるいはもともと英語が好きだったり得意だったりした人がほとんどであり、英語を勉強することがそもそも全く苦にならない人が大半です。そういう人しか本来翻訳者に向いていないのですが、逆に言えばそういう人の弱みは「英語ができない人、英語を勉強しようと思っているのにできない人、続けられない人の気持ちが分からない」点です。

英語を好きで勉強してきて、それによってそれなりの恩恵を得てきた人は、「語学力というのは才能ではなく訓練の積み重ねだ」と平気で言います。私もずっとそう思ってきた人間です。「やればできる」「やらなければできない」という当たり前の世界なので、「英語を勉強しようと思っているんですができないんですよ~」などという人を相手に商売をしようと考える人はこれまでいませんでした。

そこに目を付けたのがこの講座だったのです。

「英語が上手くなって翻訳という憧れの仕事をやってみたいんです。今は英語はできないけれど」というのは「ダイエットに成功してモデルになりたいんです。今は太っているけれど」というのと同じです。

努力はしたくないけど成果は欲しい。その為に必要なお金なら払います、というマインドの人を見事に捕まえたと言えます。

翻訳者になるには
・中学、高校の英語のテキストを一通り理解して英文法をざっとおさらいし、一定期間大量の英文を読み込む
・無生物主語や分詞構文など、直訳すると不自然になる構文を日本語らしく訳すテクニックを一通り学ぶ
・あらゆる分野の英語を実際に自分で訳してみてお手本の訳文と比較してよくなかった点を振り返る、または第三者に添削してもらう
・ある程度実力が付いたところで社内翻訳者の仕事に応募する、または翻訳会社のトライアルに応募する

といったプロセスが必要です、と聞かされたらうわあ途方もない時間がかかりそうだ、と思うことでしょう。

実際、現実に稼働している翻訳者たちはどのような学校やコースで学んだにしろ、上のようなプロセスは経てきています。

ここを全部すっ飛ばして最後の「トライアルに合格する」というところだけに焦点を絞った講座を展開しているのです。実績もないのに実績がありますと偽り、実際の訳出の実力を問われている試験で事前に解法を習って解答する。そうやって下駄を履かせて「優秀な翻訳者を多数輩出している」と喧伝するのですから業界はたまったものではありませんが、「手っ取り早く成果を出す」という点においては顧客満足度の高さは半端ではないでしょう。

昔、私は若い頃に塾講師のアルバイトをしていたことがありますが、そこで個別指導で教えていた高校生が大手予備校で現代文の大学受験の解法テクニックを一通り教わってきて、できるような気になって、「受験の現代文の解き方は分かったから。もう大丈夫」と言っていましたが、結果は散々だったことをふと思い出しました。

英語ができない人の気持ちに立っている
次に、「英語ができない人のレベルまで下がって教えてくれる」というのがこの講座が差別化されているもう一つの要因です。従来の翻訳学校というのは普通、「ある程度のレベルまで自分で英語を勉強してきた人しか面倒みません」というスタンスです。そうでないと非効率だからです。

英語がまともに分からない人に中学生の英文解釈からいちいち教えていたら講師がいくらいても、時間がいくらあっても足りません。「英語の読み方は理解しているという前提で」翻訳のテクニックを学ぶのが翻訳学校です。

それを「英語って難しいですよね~、わかります~、そんなに勉強してる時間ないですもんね、忙しいですよね」とかナントカ言ってるかどうかは分かりませんが「英語なんてそれほどできなくても翻訳なんて検索力があればできちゃうんですよ」と言ってるんです。

確かに、原文と同じような内容のことが日本語でネットに上がっているという場面は実際のところ、結構あります。

ですからそういう文章にうまくヒットすれば自力で訳さなくてもコピペで対応できるというケースは皆無ではないです。

そういう「楽に正解にたどりつけるケース」をサンプルとして大量に紹介し、自分で英語を解釈しなくてもネット上にある情報で正解にたどり着く手法、というのを「翻訳テクニック」として紹介するわけです。

そういう手法を全く知らなかった人にとっては有益な情報かもしれません。「英語力は必要ない」という点を除けばネット上での調査力というのは翻訳者の重要なスキルであることは確かだからです。

既存の翻訳学校では英文を解釈したりそれを日本語で表現するスキルについては教えてくれますが、ネット上でうまく検索する手法を教えてくれるところはこれまでになかったかもしれません。

そういった意味で、もともとある程度の英語力があった人がこの講座を受講すれば実際の受注に結びつくところまでの道案内をしてもらえる訳ですから、「実りある講座だった」という人もいることにはいるのです。そういう人の声を「受講者の声」として紹介し、さらに新規の会員を募るために利用しています。

「下駄を履かせて合格させられた翻訳者」が世に多く輩出されることの何が問題なのか

もともと英語の実力があった人がある程度のビジネス的なスキルを学び取って仕事獲得につながっていくことは問題ないのですが、謳い文句を鵜呑みにして「英語ができないのに入会してしまった人」たちが講座受講後にそんなに英語力が上がっていないのに実際の仕事を獲得してしまった場合、何が問題なのでしょうか。

当たり前ですが、ひどい翻訳の成果物が納品されます。英語を分かって訳していないので、原文の意味が反映されておらず上っ面だけをなでた訳文が出来上がります。その訳文がチェッカーに回されると、チェッカーは一から訳すのと変わらない労力を割くにもかかわらず、チェッカー料金でその仕事をやらなければなりません。当然、「こんな訳文のチェックはチェッカー料金では引き受けられません」と、訳文を差し戻すチェッカーもいます。翻訳会社にとっては大変な損害です。

そういう応募者が複数の翻訳会社で発見されると、翻訳会社は新規応募の翻訳者を警戒するようになります。新規募集はやめておいて、既存の翻訳者に連絡をとってスケジュールを確認して発注しよう、という流れになります。上に述べたように、この流れが引いては業界での新規参入者を減らすことになります。

そして最大の被害を被るのは顧客です。せっかくお金を払って翻訳会社に翻訳を依頼しているのに、そこで翻訳している人は「英語はできないけれど検索力には長けている人」だったらやり切れないと思いませんか。

CVもトライアルも本当に実力のある翻訳者を見抜くために各社が努力して設定しているスクリーニングです。それを小手先のテクニックでくぐり抜けて実力があるフリをするわけですから、問題がないと言い切る方がおかしいです。


一連の騒動で学んだこと

しかし、一連の騒動を振り返って改めて考えてみると、私たち「業界の先輩翻訳者」は「英語を勉強したいと思っているのにできなくて悔しい思いをしている人たち」の声を拾ってこなかったのかもしれません。

「いちいち教えてやらねえぞ。技術は自分で見て盗め」という寿司職人の世界と同じで、「翻訳者になりたいのに英語を勉強したくないなんて話にならない」と思って、英語を基礎からいちいち教えてくれる翻訳の先生はいなかったかもしれません。

なかなか英語がうまくならずに伸び悩んでいた人たちは、何年も下積み修行をするのは嫌だ、手っ取り早く3カ月の寿司職人養成講座に通って寿司屋を開きたい、と思うのと同じ気持ちを抱えていたのかもしれません。

一言で言うと、我々先輩翻訳者たちはちょっと「偉そう」だったのかもしれません。
だから敷居をうんと低くして門戸を開いてくれた「師匠」のところに弟子が殺到してしまった。それで1年で1000人などという驚くような数の人たちが集まってしまった、そういうことなんだと思います。

今や学校の勉強でも「スタディサプリ」のようなアプリがあったり、教科書ガイドがあったりして、生活のありとあらゆる場面で「一から教えてくれる参考書やガイド」が存在しています。

定期試験対策には塾が予想問題を作成してくれるし、資格試験にはユーキャンの通信講座があるし、「何をどうやればいいか一から十まで教えてくれる先生」はどんな分野にもあります。何かを始めようと思ったらゼロからプロになるまで教えてくれる先生がいくらでもいる、というのが現代の我々の社会なのです。

それが翻訳という世界では存在していなかった。3カ月で寿司を握る技術を教えてもらえる寿司職人の専門学校ができた時と同じ衝撃をもって、一般の人たちによって迎えられてしまったわけです。

今後このような問題を抱えた講座が多くの信奉者の賛同を得て拡大していくのを防ぐためには、翻訳学校にも入門科の下に準備講座のようなものを設けて、英語がまったくできない人を受け入れてある程度のレベルまで引き上げるコースを併設する必要があるかもしれません。

私はいちフリーランスの翻訳者であり、学校を経営する立場ではありませんが、ニーズがあるならば初心者の人に向けた記事などを書くブロガーなどをすることも検討してみようかと思っています。

あくまで、「何も知らない人を相手に一儲けしよう」というのではなく、「英語ができない人に向けても基礎からトレーニングできる方法を紹介しよう」ということも考えてみたい、ということです。もしかすると浅野正憲氏も最初はそういう気持ちだったかもしれませんが。

※2020年11月現在、新たな類似講座が2件、出現しています。こちらの最新記事で解説していますので合わせてご注意を。

65 件のコメント:

  1. 大変興味深い内容の記事をありがとうございます!
    以前からFacebookのタイムラインで広告をみるたびに、
    なぜ誰もコレを詐欺だと言わないんだろうと不思議に思っており、
    今日もまた広告が出ていたので思わずネット検索したところ、
    こちらのブログ記事を見つけました。
    私も「努力せずにラクして痩せたい」タイプなので(苦笑)
    こちらの記事内容は大いに頷きながら拝読いたしました。
    他の記事も面白そうですね、ゆっくり読ませていただこうと思います(*^^*)

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  2. jasmineさん、コメントありがとうございます!
    怪しげな講座に入ってから後悔するような人が少しでも減って欲しいという思いで書きました。共感いただけてうれしいです。

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  3. このブログを見つけることができて、助かりました。この翻訳者の講座に申し込む寸前でした。私の英語力としてはリスニング、スピーキング、読解力ともそれなりありますが、翻訳者になれるレベルではないと思っていましたので、広告を見て「英語力なくても翻訳者になれます」のうたい文句につい惹かれてしまいました。浅野氏の動画を見ている中でちょっと疑問なところが多々あり、実際の評判は?と思い調べて見たところユカリさんのブログを見つけました。やはりうまい話には乗らないことが一番ですね。この記事書いて頂いてありがとうございました。

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  4. Moshさん、コメントありがとうございます。長い文章をお読みいただきありがとうございました。確かに魅力的な広告なんですよね。私も一度「おおっ?」と思ってしまいましたから。しかし、Twitterなどでは実際の体験者の声も色々と上がっており、業界内で問題視されていることは事実です。「痛い勉強代だった」、となる前に踏みとどまる一助となることができて幸いです。

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  5. 偶然浅野さんのHPを見て一瞬興味を引かれましたがすくに怪しいと思い調べてみました。
    とても興味深い記事ありがとうございました。為になりました。
    浅野さんは英語ができない人の心理につけこんで巧みに誘導する賢い方なんですね。でも詐欺はだめです。それは前提です。ただ、一方で、「誰でも楽して稼げる」おいしい話なんてあるわけがないと疑う気持ちを、私たちももっと持たなければいけないと思います。今はネットでの仕事や副業が当たり前な時代になっているし「もしかしたら私にもできるかも」と思ってしまう気持ちも分かりますが、そういう分野で活躍されるのは一握りほどの人のはずです。お金を稼ぐには地道な努力が必要だということを肝に銘じて仕事なり副業を探しなさいよと思ってしまいます。

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    1. コメントありがとうございます!本当におっしゃる通りですね。「誰でも楽して稼げる」方法なんてあるわけないですからね。昔からありますが最近特に多いですよね。コロナで外出できず仕事が減ってる人をもターゲットにしている可能性もあります。私のブログのこの記事で、思いとどまってくれる人が一人でも多くいたらうれしく思っています。

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  6. 記事を拝見しました。危なかった!本日、Yahoo!のニュース記事をいろいろ観ていたら、在宅翻訳起業のバナー広告が出現しました。内容確認のためクリックしたら、長々と嘘臭い詐欺の匂いを感じたので 在宅翻訳起業 浅野 詐欺 等で検索したらこの記事にたどり着きました。この記事で私は騙されなくてすみました。ありがとうございます。他の皆さんが騙されない様に願ってます。

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    1. コメントありがとうございます!!当初私の記事など検索エンジンで全然ひっかからず、あまり見てもらえてなかったんですが、皆さんが見てくださるおかげで徐々に検索順位が上がってきました。翻訳者さんたちの多くがTwitter内で警告をしていらっしゃいます。業界の翻訳者たちの必死の警告が一人でも多くの人に届きますように。

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  7. 他の方と同じくYahoo!の広告を見つけ、浅野氏の動画リストを見たのですが、リストだけでも何か臭う…ような印象だったので、浅野氏の名前で検索してこちらの記事を拝読するに至りました。こんな「楽してダイエット詐欺」まがいのことが翻訳業界に存在しているとはつゆ知らず、大変勉強になりました。翻訳を「英語さえできれば」できると思っている方が多いとは認識していましたが、「翻訳に高い英語力は必要ない」と謳う翻訳者がいるとは、驚きしかありません。言葉への冒涜です!機械翻訳の活用が進むご時世だからこそ、人間の翻訳者の力量が求められると思っています。よりよい翻訳者育成のために、今後も是非、情報発信を続けてください。

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    1. コメントありがとうございます!記事をお読みくださりありがとうございます。そうなんです、信じられない講座が出てきてしまいました。まさにおっしゃる通りで、「翻訳は英語だけできればできるというものじゃない」というのと、「翻訳は英語力が高くなくてもできる」というのは全く違いますよね。甘い言葉につられてしまう人が少しでも減ってくれたらと思っています。

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  8. 記事上げていただきありがとうごさいます!
    これが本当に叶うならと思い危うく申し込む寸前にこちらのページにたどり着きました。
    舞台裏を素人にもわかり易く解説していただき、
    納得いたしました。
    本当にありがとうございます。

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  9. コメントありがとうございます。危うく申し込む寸前で見つけていただけて良かったです。長い文章をお読みいただきありがとうございました!お役に立てて本当に良かったです。書いた甲斐がありました。

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  10. 本日、浅野氏の記事を見て、約1時間ほどの動画を見て、そうか、今までは、英語にお金と労力をかけてきたけど、これからは、お金もえて、英語力も伸ばす時代か、説得力あるななどと、思いました。浅野氏の翻訳学校のホームページをみて 受講料の異常な高さに、これは怪しいと思い、いろいろと検索をかけたら、こちらのページにたどり着きました。危ない、危ない
    と思いました。また、このページで、翻訳のなんたるかを少し知ることができました。ありがとうございます。

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  11. holidaysさん、コメントありがとうございます!マーケティング手法に長けた広告戦略なので、本当に警戒が必要ですよね。英語力を伸ばしながら実践で収入を得る方法は他にもあると思います。Twitter内では特に、現役の翻訳者の間でこの件が大問題になっています。もし余裕があればTwitter内でもキーワード検索してみてください。色々情報を得られると思います。

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  12. 本日、浅野氏の最後のビデオを見ました。
    私自身、翻訳者になりたいのですが、何処へどのようにすればなれるのか解らず、そんな時、浅野氏のメールが入ってきました。

    実は1年前からこの講座は知っていたのですが、当時仕事が忙しくて全く返事を返してなかったのです。

    では、お伺いします。
    浅野氏の講座に入らなければ、
    他にどのようにすれば、翻訳者になれますか?

    その方法、道筋を教えて下さい。
    お願いします。

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  13. コメントありがとうございます。おっしゃる通り、批判するだけでは無責任だと思い、私独自で翻訳者になるための道筋をつづった情報サイトを開設しました。まだ今月中旬にオープンしたばかりです。翻訳者になるための勉強法、お勧めの翻訳学校、翻訳の仕事の仕方等、私が個人として知り得る情報はほぼすべて書き込みました。一度覗いていただけますか?このブログ右肩にもリンク先を掲載しておきました。URLはこちらです。http://translatorstartguide.net/ また、ご質問やコメントの受付ページも設定しましたので、もしさらに疑問点などありましたらそちらの方からもご質問お寄せください。

    翻訳者になるための一番の近道は企業内翻訳者になることだと個人的には思います。コロナの影響で転職も今は難しいかもしれませんが、初めから在宅翻訳者を狙うより確実な方法だと思います。

    翻訳者になりたい人の気持ちをくじくのが私の目的ではありません。
    翻訳者になるためにはいろんなルートがあります。
    でも、経歴を詐称したりトライアルでカンニングしたりする不正行為に手を染めると、一生後悔することになります。

    どんなに遠回りに見えても正攻法が一番近道だと思います。私なりにお答えできる質問には何でも答えますのでまたおっしゃってください。

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    1. 詳しく、教えて下さいまして、ありがとうございます。

      少し、道が開けて来た気がします。

      こういう導きが欲しかったのです。

      後悔の道に進まなくて、本当に良かったです。

      このサイトに出会えて、本当に幸運です❣

      ありがとうございます

      m(_ _)m


      こういう、導きが欲しかったのです。

      削除
  14. 返信ありがとうございます。お役に立てて良かったです!翻訳者になれるよう、応援しています!!

    返信削除
  15. このような記事を上げて頂きまして、本当にありがとうございます。
    私も、一瞬信用しそうになりましたが、動画の質問回答に、英語力ゼロの人でも翻訳者になれた方の成功例を教えて下さい。と伝えたところ、明確な回答が得られない上に、最後の動画に著しく英語力が無い方は、お断りと流れていました。
    TOEIC500~600点を謳い、大丈夫ですよ。出来ますよ。と安易な回答しかしない人が、本当に信用出来るのだろうか?と思い、踏み留まりましたし、浅野氏の講座の評価を調べたところ、運良くこちらの記事が目に止まり、やっぱりそうだったのか~と改めて納得致しました。
    また、浅野氏の動画は、やたらと勿体ぶるだけで内容が薄く、メリットしか伝えず、デメリットには触れない事も考えられないですし、毎回、成功例が同じ人ばかりと、数人しかいないのでは?とも思いました。
    詐欺に遭う前に気付いて良かったです。
    確かに、上手い話には何かありますよね。

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  16. コメントありがとうございます。
    2月に書いた記事ですが、徐々に検索順位が上がってきて、講座に対して疑問を持った人に見つけていただけているようでありがたく思います。

    おっしゃる通り、英語力ゼロでも翻訳者になれますというのは、TOEICの点数が低い人でもトライアルに受かった人もたまたまいるという程度のことで、根拠は薄いと思います。

    翻訳者として安定的な収入を得るには、基本的な英語力を備えて英語を正しく理解し、それを適切な日本語に訳せるという能力を身につける、という以外に方法はなく、翻訳を生業とする以上、その能力を身につけるためには地道な勉強以外に王道はないと私自身は思っています。

    もちろん、英語力以外にも調査力や背景知識、日本語の表現能力は必要ですし、そういった総合的な翻訳力以外にも仕事を獲得するための営業力や情報収集能力も必要です。でも、そういった知識は以前からある「通訳翻訳ジャーナル」のような業界雑誌でも得ることができますし、何十万円という大金を払わなくても数千円程度の本やウェブサイトで十分集められます。

    私も仕事が安定して受けられるようになるまでには何年もかかりました。
    翻訳業界には人手が足りていないというのは事実ですので、新しい翻訳者の方が増えるのは大歓迎です。でも、それにはしっかりと基礎力を身につけないといけないという事実を伝えないのは不誠実だと思います。

    この記事を目にとめていただき、ありがとうございました!

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  17. 入会寸前でした!この記事を見つけて本当によかったです。今日が最後ですというラインが何回も来て受講料を分割で払おうか悩んでいたので、浅野さんの評判を検索していたらこの記事を見つけました。
    ありがとうございました!

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  18. コメントありがとうございます。そうなんですか、危なかったですね。長い文章でしたがお読みいただいてありがとうございます。この記事がお役に立って良かったです!

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  19. 皆様のコメント拝読。わたしは、翻訳の手がかり、コツを掴みたくて、セルフスタディこーすを税込み6万台で、申し込みました。まずは、全部動画を見て、何かをつかむつもりです。30万円なら、手を出さなかったですね。こわすぎて。。

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  20. コメントありがとうございます。誇大広告と経歴詐称が問題ですが、翻訳のノウハウをつかむという意味でセルフ動画でも得るものがあれば、それをきっかけにしてさらにご自分で勉強を続けていくこともできると思いますので、それはそれで、良いかもしれませんね!もうお金は払ってしまったのですしね。でも、30万円は、怖すぎますよね...

    蛇足かとは思いますが、翻訳において目標とする品質やスタンダードについては、他の学校とは違うかもしれませんので、ご自身の冷静な選択眼で良い情報と悪い情報を見極めて、得るものがあると思うものだけ取り入れるようにしてくださいね。

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  21. ユカリ様、被害を防ぐ活動、頭の下がります。私も翻訳者のかたわれですが、ここの受講生から相談を受けて、あまりの実態に驚いて、是非、被害の拡大を防がないといけないと思いましたが、自分ではブログ等ないのでここに投稿させていただきました。ユカリ様は、CV実績詐称やトライアル共有の問題を取り上げられていますが、これは業界の一部から批判が強かったのでも中止したようです。しかし、相談者によれば、その代わり、翻訳家志望者に対する詐欺に絞ったとのことです。これまでに1500人の翻訳者が学校から出たとか言って募集しているようですが、1500人は受講生の総数だそうで、このうちトライアルに合格者した数はは300人以下。しかも、そのうち翻訳の仕事が全く来ていないかほとんど来ていない者が多数を占めるということです。また、「認定講師」が指導するという宣伝文句で客を誘っていますが、実は、「認定講師」というのはこの合格はしたもののこれまで翻訳の仕事を全くしたことがないか、僅かしかしたことがない人たちというのが実態だそうです。また、翻訳例を見せていただいたのですが、浅野氏自身の翻訳レベルというより、そのレベルに達しておらず、英語力が恥ずかしくなるくらい低く、講座の翻訳例が呆れるような誤訳の山です。このことは他のブログでも多々指摘されています。自分が英語ができないだけなら構わないのですが、話によれば、「意訳禁止」とか「原文でどれがどこにかかるかは書いた本人しかわからない」とか理解不能な指導をしているそうで、これでは逆に受講しても翻訳力が伸びないのではないでしょうか。合格した受講生は元からその実力があった人たちと書いてある翻訳者の方のブログも見ました。長文乱文、お許しくださいませ。
    agasha33miki@gmail.com

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  22. Mikiさん、コメントありがとうございます。
    困りましたねぇ...。だんだん講座の中身のひどさが明らかになってきましたね。
    この記事を書いた2月の時点では、CV詐称とトライアル共有の情報が海外の詐欺会社リストに挙げられていたので、その情報と、一時期あちこちで見かけていた誇大広告、すなわち「英語力が高くなくても翻訳者になれる」「頑張れば年収一千万円」という点を問題だと感じてこの記事を書きましたが、講座の中身はそれなりのものだろうと予想していたのです。

    講師自身が大手の企業から翻訳業務を実際に受注しているのであれば、それなりの翻訳力はあるだろうと思ったからです。

    しかし、4月か5月ごろに、講師の実際の指導の様子が分かる「訳文分析」という動画が公開され、それを見た翻訳者たちがこれは大変だと一斉に声を上げ始めました。

    私がブログ記事に加え、Twitterでも声を上げ始めたのはこの頃からです。

    講師や運営組織に明確に詐欺の意図があるのかどうか、私には正直なところ、分かりません。

    ただ、あの「訳文分析」の動画を一本見た限りにおいては(もうウェブ上からは削除されていますが)、一般に翻訳会社やその顧客が求める翻訳の品質、つまり「原文と等価であり日本語として読みやすい」というレベルの品質には、とうてい達する訳文を作成できる翻訳者を育てられるとは思えない指導内容でした。

    実際の講座の中身を知らないので明確な批判はできませんが、その動画で私が実際に見た「自分で考えるな。辞書やネットにある情報から拾ってきなさい。」という主旨の指導内容は、私が翻訳で大事だと考えていることとは真逆のことです。

    「辞書に書いてあることをうのみにするな。自分の頭で考えろ。」が正しいのです。

    mikiさんの伝え聞いた内容「どれがどこにかかるかは書いた本人しかわからない」は、ハードボイルド小説や100年前の戯曲等であれば100%否定しませんが、一般的に産業翻訳と呼ばれる分野で、万人に分かりやすくという意図で書かれた英文ならば、ある程度の文法力と論理的読解力で十分に判別が可能だと思います。


    結局、講座を受講しても翻訳者になれるのはもともと英語力があった人たちに限られるということです。入会後に猛勉強すればそのレベルに達する可能性も否定はしませんが、自主学習するのであれば、講座の存在意義は一体なんなのだろうかと思います。

    このブログも、こうしてmikiさんのような方が情報を提供してくださるおかげで、少しでもこのコメント欄が皆さんの目に留まれば、今後入会するにあたっては慎重になる方が増えれば良いと思います。

    今後も私からも、翻訳という仕事の現状と本質について、色々な場所で発信していきたいと思っています。情報共有ありがとうございました。

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    1. 私の感情的になった時に書いた汚い文章をお読みなり、気分を害されるのではないかと心配しておりました。ご丁寧なお返事、感激するとともに深く感謝申し上げます。訳文分析という動画は見たことがないのでお書きの内容は存じ上げないのですが、知り合いの受講生の話では、意訳禁止とか意訳NGとか。私が翻訳の勉強を始めた時に読んだ翻訳家の本では、「翻訳はすべて意訳である。」というもので、その信念に基づいて訳して来ました。しかし、講座では、「産業翻訳では意訳はNG」と言われていると聞き、非常に驚き、あるいは私が間違っていたのかと考え込んでしまいました。また、機械翻訳に最初にかけて、それを訂正するでトライアルを提出したり、そういう勉強をしている受講生がいるとも聞き、一定の翻訳力がつくか、思考力が養われるまで機械翻訳には頼ってはならないというのが私の意見だったので、その辺も私の翻訳に対する姿勢と違うなという感想です。経営される方々には、嘘をついて人を騙すようなことはいけないと、良心を取り戻していただきたく思います。

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  23. この週末は少し多忙にしておりまして、お返事遅くなりがちで申し訳ありません。気分を害するなどということは全くありませんよ。
    お話を聞けば聞くほど、指導方針にますます疑問を持ちますね。たくさん受講生を集めたのですから、せめてしっかりとした翻訳指導をして欲しいものですね。

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  24. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  25. ユカリさん、貴重なアドバイスを誠にありがとうございます!まさにポチろうとする直前にこの記事を拝見し、思い留まりました。

    ただ翻訳には感心があるので翻訳学校以外に自力でオンライン学習する何か良い教材や参考にするべき情報はありますか?
    因みに外資系ハイテク企業に20年近く勤務し、そちらの分野で翻訳副業したいという気持ちがあります。
    TOEICは最近受けていませんが、850-880店くらいだと思います。

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    1. 初めまして。あの、店は、「点」??
      ここで、一か月寝込むのが真の翻訳者です。まいっかの人は、、、、
      このミスは翻訳トライアルで一発不合格のパターンです。。。。
      翻訳は副業でやれるほど楽な仕事ではありません。ヘルニアと腱鞘炎と半身まひ(要はキーボードの打ち過ぎ)を抱え、納期に追われ、うつ病にかかり、、、。
      一度のトライアルに受かったぐらいでは、誰も人間扱いしてくれません。
      本当の地獄はトライアル後の最初の一本目の仕事です。
      翻訳者の真価はその仕事で測られます。
      翻訳会社と、のほほんとジョークが飛ばせるようになるくらいがちょうどいい関係だと思います。

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  26. 入会寸前で見つけていただけて良かったです。翻訳者になる道は地味で地道なので、どこかにショートカットがあるなら聞いてみたいという気持ちになるのも良く分かります。

    すでに英語力は高いようですので、翻訳のテクニック的なことをオンラインで学ぶのであれば、サイマルアカデミーのインターネット講座はいかがでしょうか(https://www.simulacademy.com/web/)。

    動画を見てから課題を提出して添削してもらうスタイルです。

    書籍や辞書、その他、仕事の獲得方法などについて、私独自に「翻訳者スタートガイド.net」というウェブサイトを立ち上げました。もしよろしければそちらも覗いてみてください。
    (https://translatorstartguide.net/)

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  27. ユカリさん、はじめまして。
    本日浅野氏の最後の動画を見て、どうにも30万も払う価値があるのか疑問に思い検索していたところ、こちらにたどり着きました。
    本当に、危ないところでした!
    私自身英語力が無いので学習しながらでも大丈夫かと浅野氏に質問したら同時進行は大変だが頑張れば月に5〜10万は稼げるようになりますよ!と返信がありました。。
    申し込みしなくて本当に良かったです。

    地道に英語力を上げて、ユカリさんのウェブサイトを参考にしながら長期的に翻訳者の夢を掲げて行こうと思います。
    本当に助かりました。
    ありがとうございました。

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    1. 716さん、コメントありがとうございます。危ないところでこのブログを見つけていただけて本当に良かったです。

      学習の効果について聞いているのに稼げる額を答えるというあたり、かみ合っていないですし、本当に勉強したい人が求めるものがそこで得られるとは考えられないですよね。

      英語力向上には地道な努力以外にないと思います。努力するペースを作るために、決まった曜日や時間に学校に通うという方法もありますが、もっとちゃんとした学校もあるので、しっかり本物の実力が付く学校を選ぶ方がいいと思います!

      また分からないことがあれば私のウェブサイト経由からでもご質問いただけますので、いつでもお尋ねくださいね!

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  28. はじめまして。私は運悪く、入会してしまった者です。もっと早くこちらのサイトを見ていれば…と後悔しているところです。こちらにも記載されている通り実情は本当にひどいです。
    お手本の訳は、原文の意味を理解していないような訳、誤訳などのオンパレード。しかしながら、この会は「検索の仕方を覚える」講座であり、英語力は自己責任なんだそうです。
    また、特典動画と言われるものが数々あるのですが、その内容も、仕事の取れるテクニックと称し「菓子折りをもって翻訳会社に挨拶に行きましょう」とうようなお粗末な動画。
    ただ、本当に頑張っておられる会員もいるので、可哀そうになってきます。
    最近、SNSでまた募集していました。これ以上被害者が増えないことを願っています。

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    1. コメントありがとうございます。そうですか...残念です。なかなか一個人のブログでは、あの派手な広告展開に勝ることができないですね。無念です。向こうは大金をかけて宣伝していますし、商品を魅力的に見せるためのマーケティング手法を駆使していますから、素人では太刀打ちできないですね。

      でもこうやって中の実態をコメントしていただくことで、これを見た人は「あ、やっぱりそうなんだ、外野が知らずに騒いでいるだけではないんだ」ということが伝わると思うので、今後被害が増えないようにするための助けには非常になっていると思います。コメントを書きこんでいただきありがとうございます。

      できれば返金を勝ち取っていただき、別の場所で学び直していただきたいと思いますが、聞くところによると縛りが多くてそれも難しいとか...。本当に許せませんね。

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    2. ユカリさん、ありがとうございます。少しでも私の投稿がお役にたてればと思っています。最近では、訳文のチェックの制度すら無くなり、会員の間でも不満が出てきています。しかしながら、個別にチャット上で会員同士、連絡を取ることも禁じられており、中にいても反旗を翻すこともできません。相手はなかなかのプロです。。
      私自信、こういうものに関わることが時間の無駄ですので、コツコツと正しいやり方で学んでいこうと思います。とても役に立つHPを作っていただきありがとうございます。

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    3. 返信ありがとうございます。会員間のやり取りが禁じられているという話は伝え聞いていましたが、訳文チェックすらしてもらえないとは、もはや普通の講座としても破綻してますよね。切り替えてコツコツ学ぶことにされたのは良かったと思います。ここのコメントを見た方が、少しでも思いとどまるきっかけになったらいいなと思います。

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  29. はじめまして。名前は控えさせていただきますが、わたしも5月に入会してしまった者です。
    アヤシイ、と一度は考え直したものの、翻訳に関して全く無知だったのと無職の焦りからうっかり洗脳されてしまいました。
    それでも他の翻訳者個人のHPや翻訳会社のHPなどを参考に、自分なりにゆっくり勉強をしていこうと思っていたところ、運営体制が変わって不満続出、しかも12月までにトライアルに1社も合格できない人はそこで切られてしまうのです。
    運営に疑問を投げかけてみましたが、ピントの外れた返事しかありませんでした。
    一部でも返金してほしいと思いますが難しそうです。

    おそらく翻訳者をめざして手詰まりになっている方には気付きがあってよい結果を生んでいるのだと思います。
    その方々が短期で高収入を得た「成功例」として謳われているのだと思います。
    でも初めて翻訳の世界に触れた私には、言葉ひとつとっても説明不足で不案内な事が多いと感じました。
    また、PCにも不慣れな高齢の方が多数おられるようなのも気がかりなところです。

    翻訳の勉強はこれからも続けていこうと思います。

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    1. コメントありがとうございます。

      怪しいと思いつつも、「もしかすると翻訳の仕事を獲得するために何か役立つ情報が得られるかもしれない」と思わせる広告ですよね。断片的な情報を繋ぎ合わせるより、まとまった情報が欲しいと思う人にとっては魅力的に見える可能性のある内容だと思います。

      それに、確かにおっしゃるように、英語の勉強だけを積み重ねても仕事獲得とはまた別問題だという側面もあり、どこに応募したらいいかなどの情報は、知らなかった人にとっては有益かもしれません。

      しかし、あれだけ高額の授業料を取るほどの希少価値の情報かと言えば、とてもそうは思えません。その気になって少し調べれば分かるような内容だと思うのですが、そういう情報に行きつくこと自体が苦手な人もいるかもしれないので、「役立った」と思う人もいるにはいるのかもしれないですね...。

      ただ、私も問題だと思っているのは「翻訳未経験者でもできる」「高度なPCスキルも不要」と謳うことにより、匿名さんがおっしゃる通り「PCに全く不慣れな人」も入ってきてしまい、そういう人たちがきちんとフォローされずに放置されている事態です。

      「PC初心者も大丈夫」と謳う以上は、追加料金など取らずにパソコン技術の指導も講座内で行うべきだと思います。

      私や他の翻訳者の皆さんもブログやTwitterで注意喚起するために様々な発信をされていますが、どれだけ発信しても同講座は全く打撃を受けないどころか、ますます宣伝活動を活発にしている気さえします。

      講座の内容がおかしいと気づいた人は、早い段階で自分なりに勉強し直してまっとうな翻訳手法も身につけようと努力されているようですが、講座の指導を信じてしまっている人は、検索しまくって切り貼りで訳文を仕上げる手法でこれからも翻訳作業を続けているのかと思うと、早くまともなやり方に気付いてもらいたいと思うばかりです。

      私にできることは限られていますが、このコメント欄も閲覧数が伸びていますので、少しでもこうして現状を書き込んでいただける人が増えることで、思いとどまる人がいればいいと思います。書き込みありがとうございます。

      「どんな方法なのか見てみたい」と思う気持ちも分かりますが、1度入ってしまうとなかなか返金されないようなので、入ってしまってから後悔する人が少しでも減ってくれるといいなと思います。

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    2. ユカリさんありがとうございます。
      わたしは病気退職をして、今後は外で仕事をしていくのが難しいため在宅の仕事を考えていたところヒットしてしまい、病気でたびたび中断していた英語の勉強もでき、なおかつ「そんなに稼げるのなら」と、つい・・・。
      無料動画を見始めて気持ちがだんだん高ぶって、一から始めても「短期間で稼げる」ようになれる、と思ってしまった典型的なパターンですね。
      今は翻訳の世界をなめてしまってごめんなさい、という気持ちです。

      PC初心者のための動画も一応あり、PC、翻訳に関する質問も個別にできますが、その疑問もまずは自分で「検索」することが優先されています。
      基本、野放しなんですね。

      こちらに気持ちを吐き出させていただいて少しスッキリしました。
      ありがとうございます。
      まずは仕事を見つけなければなりませんが、あの講座には見切りをつけて自分なりに勉強を進めていきたいと思っています。

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    3. 本当によく構成された広告ですので、見ているうちに引き込まれてしまったのは仕方のないことです。悪いのは都合のいいことばかり並べて立ててスカスカの教材を売りつけている運営側なのですから!ごめんなさいという気持ちになる必要はないと思います。

      私自身、在宅の仕事にこだわったのは子育てのためになるべく家にいたいと思ったからですし、翻訳の仕事をしたいと思う動機はひとそれぞれだと思います。ご病気で外で働けないので家で仕事をしたい、と思うのは自然な気持ちですし、そのこと自体は何らおかしなことではありません。

      問題なのは、本当はメリットもデメリットもある在宅翻訳の仕事を、まるで夢のような生活ができるみたいにやたらと煽りたてることだと思います。

      こちらでコメントしていただいて、少しでもスッキリされたのであればよかったです。講座には見切りをつけて、ご自分なりのやり方で学ばれるのが良いと思います。お仕事が見つかることを願っています。無理せず、頑張ってください。お互い頑張りましょう。

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  30. レバレッジ特許翻訳講座を受講していたことがあるのですが、浅野氏は元受講生であの講座のやり方を丸パクリしているんですよね。
    派手にローンチする前に無料モニターを募集していたので冷やかしで利用してみましたが、やり方は丸パクリだわ、でもきちんと理解もできておらず英語力もないので指導が無茶苦茶だわで呆れたのを覚えています。

    未だに被害者が後を絶たないと最近知り驚いていますが、このような記事が受講検討中の方に広く届くことを祈ります。

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    1. コメントありがとうございます!レバレッジ特許翻訳講座を受講されていたんですね。それを浅野氏が受講していたという話も聞いたことがあります。それで感銘を受けて自分も講座をやってみたいと思ったのでしょうが、明らかに実力不足だったと思います。

      最近ではトライアル合格者が出ていないようで(当然ですが)、「合格をイメージしながら楽しく翻訳学習を」などという助言が行われているようでなおのこと呆れかえっています。

      向こうは宣伝も止めませんしやりたい放題なので、せめてこのブログにたどり着いてくれた人だけでも考え直してもらいたいものですね。

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  31. 申込んでしまいました。
    その後、支払いを分割にする相談の電話をした際に、何だか変だな?と不審に思い、キャンセルのメールをしましたが…。
    特定商取引法?~支払って下さいとコメントが来ました。どうすればいいのか???
    「30万する口座、再募集はしません」とあったはずが、次の瞬間には新たに6万で募集していました。不審通り越して詐欺!?
    こんなんで、支払う気にはなれません。

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    1. 銀行振込の場合だと振り込まなければ14日過ぎればキャンセルになるような事が書かれてますね クレジットカード会社にもすぐに解約願いの電話をして消費生活センターにも相談して とにかく早めの行動が解決に結びつきやすくなると思います 頑張って!

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  32. コメントありがとうございます。そうですか...申し込んでしまったのですね...通常の契約であればクーリングオフ制度があるはずですが、そのような記載はありませんでしたでしょうか。「今だけ」とか「再募集はありません」とか言いながら何度でも募集していますよね。不信感しかありません。

    キャンセルして支払いを拒否してもしつこく言われるようであれば法律の専門家に相談された方が良いと思います。

    他の方もコメントされているように、中身のない講座ですので大金を払ってもがっかりされると思います。きちんとキャンセルが受理されるよう祈っています。

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  33. ユカリさん、匿名さん、コメントありがとうございます。消費者センターに今日相談しました。解決に向かうよう頑張ってます。
    また報告しますね。

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    1. そうなんですね、頑張ってください。日にちが過ぎていることを理由に拒否されないように、できる限り素早く動くのが鍵かもしれません。変な条件を付けられたり、少しでも法的におかしいなと思ったらその場でサインせず、消費者センターや弁護士などに相談されるのが得策だと思います。良い報告を待っていますね。

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  34. はじめまして。

    最近YouTubeでいろんな簡単に儲かりますという広告動画を見かけます。
    それでどうにも怪しいと思って、その動画主(運営責任者)を検索かけて調べてみると、どの人もたいてい「詐欺」とか「騙された」とかいうキーワードが引っ掛かります。
    そうやって詐欺師と呼ばれている連中に関するいろんなサイトを見ている中でこちらにたどり着きました。

    そして、そういうことばかりやっているうちに気づきました。はっきり言ってネット上で儲かりますという広告を出しているものはほぼすべて詐欺だということに。
    現在の法律ではどうもこういうネット上の詐欺行為というのはきちんと立証できないことが多いらしく、それで結果的にこの手のものがすべてグレーゾーン的な扱いになっているんですね。
    そのせいか、この手のことに関わっている人たちを詐欺師よばわりすることに抵抗を感じる流れもあるのだと思います。
    でも、ネットの情報商材は今や詐欺案件ばかりです。そう、確実にすべてが詐欺だと言っても過言ではありません。
    それでも、次々と騙される人が後を絶たないようなので、できるだけこちらのように詐欺を告発しているブログなどにはこうしてコメントしています。
    どうかみなさま、ネットで儲かりますという広告はどんなものでも相手にしないでください。
    彼ら詐欺師はプロダクトローンチという手法を悪用して人を騙してお金をむしり取っています。
    これは妬みでもなんでもなく、ネットビジネスで儲けていますという有名人はたいていこの手の詐欺行為をやって大金を儲けているのです。
    そして、あとからあとからその詐欺師の信者や弟子のような連中が同じような手口で詐欺行為を働いているので、いつまで経ってもネット上の詐欺はなくならないのです。
    甘い言葉に釣られてカモになってからでは遅いのです。本当にお気を付けください。

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    1. はじめまして、コメントありがとうございます。
      本当に、おっしゃる通りですよね、ネットの情報商材にはまともなものはほぼないと言っても過言ではないと思います。

      コロナでみんなが大変な思いをしている時に、不届きな輩がいるなと思いますが、不況の時ほどこういう詐欺は増えている気がします。

      ネットリテラシーがますます必要な世の中ですよね。私もしっかりした目を養って、引っかからないようにしたいと思います。

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  35. 【匿名】さん、その他のコメント主の方へ【ご案内】

    某講座の被害に遭われた方で、困っている方は、Twitter上でこのツイートをされている三根翼さんにご相談ください。
    https://twitter.com/minetsubasa/status/1323540745479860224?s=20

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  36. 私の方でも相談に乗りますので、TwitterのDMまでご連絡ください。
    https://twitter.com/yukaringlish(秘密厳守します)

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  37. はじめてコメントさせていただきます。

    別の方&会社ですが、似たようなやり口でそのの無料動画をみたところでした。
    眉唾だなとはおもったのですが、長年メルマガに登録していた方がおすすめしていたので、とりあえず無料動画だけみたところでした。

    下手にそこそこ英語力があり、かつ持病をもっていたので、ふらふらと動画を見続けていましたが、こちらのサイトをみてやはり黒だったのだなとおもいました。

    私の他にもふらーっと騙されそうになってる人がいるかもしれません。
    こちらのサイトなどをみて啓蒙されますように。
    ありがとうございました。

    https://sakaguchi-patent-translation.com/opt/

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    1. コメントありがとうございます。「眉唾」と感じて検索し、私のこのブログまでたどり着いていただけて良かったです。会社は違いますが、今回URLでご指摘いただいている講座も私の方では類似講座と認識しており、最新記事で警戒を呼び掛けています(https://yukariasano.blogspot.com/2020/11/2.html)
      同じように騙されかかっている人も、一旦冷静になってもらいたいですね。呼びかけありがとうございました。

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  38. <お知らせ>
    在宅翻訳アカデミーの被害に遭われた方々が集団訴訟を検討しています。他の被害者の方でこの動きに加わりたい方は私のTwitterのDMまたは私のウェブサイト(https://officeykr.jimdofree.com/)に記載のLINE経由でご連絡下さい。秘密厳守します。訴訟費用のうち大半を有志の翻訳者が負担するので、皆さんの負担は最低限に抑えられます。

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  39. はじめまして。mm11と申します。
    数ヶ月前より時々こちらのブログを拝見しておりました。
    私も浅野氏のセールス動画を見て、昨年5月に残念ながら入会しました。受講期間は来年春までだと思っていたら(1年間、と認識)昨年末で終わりで、1ヶ月延長で、今月までになりました。
    私は「翻訳コミュニティ」の時に入会しましたが、その後名称が「翻訳アカデミー」となり、入会時期は違えど同時期に修了の人もいます。終了じきについては、私と同じ「1年間」という認識の人もいれば、そうでない人もいます。
    ただ、昨年10月とか、もっと後にも入会したと思われる人もいて、その人たちは何ヵ月の課程なのかはよく分かりません。3ヶ月とか6ヶ月なのかも知れません。

    そして今、アカデミー事務局の話では、浅野氏と連絡がつかず、今後の講座の継続についてどうにもできず、やむを得ず、今月で講座が終了するとのこと。
    (別の講師が新たな講座をスタート、これはアカデミーの現講座とは全く別物)
    何が何だか分かりません。

    当の浅野氏はどうしているのか分かりません。
    一時期体調不良で受講者対応もできてなく、最近復帰したところでしたが。
    (各受講者に何か連絡をしようとしていた動きがありましたが、それに気付いた事務局に阻止されたようです。阻止する理由が分かりません)

    と言うのが、今の状況です。現受講者なら同じ情報が届いてるはずです。

    浅野氏と連絡取れないからやむ無し、別の講座はいかがですか?ということのようです。
    浅野氏が自分の意思で雲隠れと言うより、今出てきたらややこしいからと、会社が隠してるのかな?とも思います。(決して浅野氏を擁護しているのではありません)

    何だか疲れました。でももういいや、他にも色々やることあるし、という心境に今はなっています。

    ご参考になりましたら。
    長文失礼しました。

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    1. mm11さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      そうですか、去年5月に申し込まれてしまっていたのですね。
      mm11さんがお感じの通り、受講時期の受講生の数もきっと把握しておらず、すべてが雑ですべてが適当な講座です。
      浅野氏が途中で行方不明になったことも、途中一旦復帰したことも、現在また行方不明であることも、事情は一部伺っています。

      何だか疲れました、という言葉にすべてが表れていますね。そうお感じになるのも当然だと思います。私も、あっちもこっちも詐欺講座が出てきて、正直私もいい加減、叩くのも疲れました。

      でもこのブログを続けている以上、被害者の方々から続々と連絡をいただきますので、私も仕事の合間にできることを少しながらお手伝いしております。mm11さんは、お疲れになりましたか。他にもやることは山ほどあるでしょうし、つまらぬ講座の記憶も消したいぐらいだとは思いますが、私が支援している人たちと一緒に戦いたい、ともし思われましたら個別にTwitterかLINEでご連絡ください。連絡先はこのブログのウェブバージョン表示で欄外に出ています。

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  40. 私は、この翻訳講座に2019年・7月に申し込みました。その後間もなくcv詐称の件などで問題が起きて何かやる気も失せてしまったのを覚えてます。私は50万払ったので金額もばらつきがあるようですが、当時を振り返るとやはりこれから子供などにお金が必要になる時期だったので、この講座で頑張れば。必死にやれば。などと考えてしまったんですよね。今現在更なる問題が起きているなかでこのサイトにたどり着いて、皆さんのコメントやユカリさんのコメントを読ませていただきました。
    そうですよね。そんな甘い話しはありません。
    現在受講者の中にはこれは詐欺だという人もいれば、実際にこの講座で翻訳家として活躍出来ている人もいるのだから、未だに浅野先生のしていることは詐欺行為とは思えない。と話している人もいますが、わたしは正直そう言うハッキリとした気持ちや意見をもってはいません。逆に少し高い授業料だったけど、50万で済んで良かった。こういうのに引っ掛からないタイプなのに人間って金銭的や家族のことが絡むと判断を誤るんだな。と、肝に銘じて今後は過ごそうと思います。夫にはわたしの気持ちを汲んでお金を出してもらったので申し訳ないと思います。ですが母として主婦として家族のため自分のためにやることをやるのみです。ここでコメントさせていただけたことで気持ち的に区切りをつけられそうです。
    ユカリさん、皆さんありがとうございます。

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    1. コメントをいただきありがとうございます。
      こういうコメントを見るたび、その無念に思う胸の内を想像すると悔しい思いでいっぱいいなります。

      家庭でお子さんなどにお金が必要になってくる時期に、頑張って技術を習得して仕事ができるようになろう、という気持ちはひとつも間違っていないです。翻訳は確かに面白い仕事で、実際に私自身も社内翻訳と在宅翻訳合わせて15年もこの業界に身を置いていますから、とどまり続けるだけの理由のある魅力ある仕事であることは間違いありません。

      しかし、あのような無責任な誇大広告でどんどん一般の人を取り込み、一般的には専門職と言われる翻訳の仕事を「誰にでもできる簡単な仕事」と伝えていることには、これまでに再三伝えている通り、怒りを覚えます。

      普段まともな判断力を持っている人でも引っかかるというのはおっしゃる通りです。受講生の中には高い英語力を持った方もいますし、中にはそこから誘われて講師になった人もいます。もともと英語に携わる仕事をしていた人や、翻訳の仕事も少しかじったというような人は、確かに「役に立った」といい、浅野講師に恩義を感じている人もいるようですね。

      しかし、そうでない大半の「英語力がなくても翻訳ができる」と信じた人たちのことはほったらかし、添削も放棄して逃げ回っているような講師に、良心があったとはとても信じられません。

      夫さんにお金を出してもらって申し訳なく思う、とのことですが、騙された方は悪くないですのでご自分を責めないでください。何かを学んで技術を習得したいという思いは向上心であり、素晴らしいものだと思います。

      50万円で済んで良かった、これで納得しようと、踏ん切りをつけようという思いも尊重します。

      もし、今後やはり集団での訴訟や告訴に加わりたい、一緒に戦いたい、という方向に気持ちが傾くようでしたら私のウェブサイト(https://officeykr.jimdofree.com/)に記載のLINEか、Twitter(@yukaringlish)のDMまでご連絡ください。交渉は厳しい局面ですが、同じ思いをした仲間がいます。

      動くことを無理にお勧めするつもりはありませんので、頭の片隅にでも置いておいてください。都度状況は変わっていますので、この先どうなるか分かりませんが、後からご連絡いただいた方に「今さら」と追い返すことはしませんので、気持ちが変わったらご連絡ください。

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  41. 初めまして。ブログ、興味深く拝見させていただきました。私はこの詐欺講座は存じ上げなかったのですが、渡邊さんのブログを読んでいる間、背筋が凍る思いでした。私も現在翻訳者を目指して学習中ですが、まわりにすでに実務翻訳者として長く活躍されている方々がいたおかげで、翻訳者になるのに王道はないということを痛いほどわかっていました。それでも夢だったので、一歩を踏み出すことができました。でも、もし周りにこのような方々がいなくて、お金もある程度持っていたら、そしてあの詐欺講座にたどり着いていたら・・・と思うと恐ろしいです。
    あの講座のことを知っているわけでもないのにコメントしてすみません。でも、誰かあの講座を見て翻訳者を目指していると言う人にもし出会ったら、渡邊さんのブログのことを教えてあげたり、私からも全力で止めようと思います。
    失礼いたしました。

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    1. piyoさん、初めまして。コメントありがとうございます。
      コロナ禍でみんなが大変な思いをしている時に、そこへつけ込むようにして無知な人を相手に商売をしているのが一連の詐欺まがい講座です。背筋が凍る思いでしたとおっしゃる通り、このコメント欄へも「すんでのところで入るところでした」という方や、「残念ながら入ってしまいました」という方まで、多くの方からコメントをいただいています。

      本当に魅力的な広告なので、あれが本当なのかもと信じてしまったら、大金を払っていたかもしれないと思うと恐ろしいですよね。一度支払ってしまうとお金はなかなか戻ってこないので、消費者センターへ相談されている方もいます。

      なお、この講座から派生して同じグループが一部または全部に関与していると思われる講座がこれを含めて全部で5つあります。

      本ブログの他の投稿でもそれらの講座について書いていますのでもしよろしければご覧くださり、周りの方で興味を持つような人がいたら全力で止めてあげてください。

      一連の詐欺まがい講座

      ・在宅翻訳アカデミー(旧在宅翻訳起業コミュニティ)浅野正憲氏
       ホームページやマニュアルなどの「産業翻訳」
      ・グローバルトランスレーションアカデミー(GTA)坂口雅志氏
       特許の日英翻訳 https://sakaguchi-patent-translation.com/info/
       *坂口氏は以前浅野正憲氏の講座で翻訳講座を担当していた

      ・翻訳学校ソエル 早瀬莉子氏
       女性専用の翻訳家養成講座 https://women-honyakuschool.com/
       この講座で教える予定の「主任講師」の「さとけん」こと佐藤謙治は以前浅野正憲氏の在宅翻訳アカデミーで基礎英語の講座を担当していた。

      ・中国語翻訳アカデミー(旧在宅中国語起業)しゅえ氏
       中国語翻訳
       講師のしゅえ氏は以前浅野正憲氏の講座でスタッフとして働いていた

      ・森谷式翻訳術 森谷悠璽氏
       トランスクリエーションの講座(準備中)
        森谷講師は以前、浅野正憲氏の講座で翻訳講座を担当していた

      全員、浅野氏がらみです。

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  42. 1年前にコメントさせていただいたものです。その後、ずっとこちらで皆さんのコメントを拝見しています。
    ユカリさん、「一連の詐欺まがい講座」のリストアップありがとうございます! こういうのを定期的に繰り返し何度も記載することでネット検索でも正しい情報にたどり着ける人が増えると思います。
    浅野氏の講座の広告は最近見かけなくなったのですが、つい最近、坂口氏の講座広告を見かけ、これって浅野氏のに似ている…と思って、こちらで改めてユカリさんのコメントを読んだら、やっぱりー!でした。
    https://sakaguchi-patent-translation.com/mc/index.html?lid=cw7&aid=4g24

    時給5000円と謡っていますが、これってご本人の自称年収(ご本人は年収1200万円だそうですから)と同じってことですよね。どんな学校や講座でも(詐欺ではなくまともなものでも)指導者と同じレベルで稼げるようになるにはそれなりの経験年数も必要だし、そもそも指導者と同じレベルの技術をそう簡単に習得できるはずもないので、百歩譲ってご本人が本当に1200万円稼いでいるとしても、それをそっくり受講生にノウハウを教えられるはずがありません。でも飛びついちゃう人もいるんですね…。

    それにしても、こちらの書き込みを拝見するだけでも、こんなに翻訳者になりたいと思っている人が大勢いるんだと改めて驚きます。どうせならそういう方々で一緒に勉強会でもできればいいのに、などと思ったりしました(笑)。

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    1. jasmineさん、再びコメントありがとうございます。このアイコンに見覚えがあります。今、見返したら一番乗りでコメントをいただいた方でしたね。
      この記事を書いてからほぼ一年になります。ありがたいことにこの記事はかなりたくさんの人に読まれまして、浅野氏の講座についてはかなり情報が浸透しました。

      それもあってか、背後にいる企画者は新たな講師を担ぎ上げてまた同じことをやっています。今度の講師は経験も長いベテランなので、全く同じ手口なのに気づかずに入会してしまっている人が300人もいるそうです。

      jasmineさんがおっしゃる通り、本人はすごい人なのかもしれませんが、それと同じレベルまで半年で行けるようなことを言うのがうさんくさいですし、自分だって苦労してその技術を身につけたはずなのに嘘をついて「簡単ですよ」と言ってしまうのが不誠実だなと思います。

      翻訳者になりたい人は元からかなりいたと思いますが、難しいと思って尻込みしていた層にもリーチした広告なので、「それならやってみたいな」と思った人が増えたのかもしれません。簡単ならやってみたいと思った人たちが、本当はやはり難しいのだと知った後にもやりたい気持ちが続いているのかは不明ですが、きっかけは何にせよ本気でやりたいと思った人は、この講座ではなくもっと良い講座、良心的な講座で学ばれると良いと思います。初学者のためのフォーラムみたいな場所を作ったら喜ばれますかね?普段の私は日々の仕事で手一杯で、なかなか訳文を添削したりという時間は取れないのですが、自己学習する人がお互いに意見交換するような場所があればいいなとは思っています。

      一連の詐欺まがい講座については、これからも継続的に発信していきます。一時の勢いで申し込んで後悔する人が一人でも減りますように。

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忙しい曜日

   私は現在、国内の翻訳会社、海外の翻訳会社からほぼ半々でお仕事を受けています。海外の翻訳会社のうち、ヨーロッパが半分、アジアが半分です。ですから全体でいうと 日本国内 50:ヨーロッパ 25:アジア 25 という感じです。直取引のお仕事は今はほとんどありません。