JTF翻訳祭(#JTF31fes)カセツウさん、テリーさん、佳月さんのセッションをリアルタイムで視聴。翻訳者のキャリアパスのどのステージにいる人にも刺さった内容だったのではないかと思います。
2022年10月8日土曜日
自分はなぜ翻訳をやっているのか
2022年10月3日月曜日
翻訳で食べていけるのかという話
ここ数日間、あるユーザーによるTwitter投稿がきっかけとなり、翻訳の時給の話や翻訳で実際食べていけるのか、といったトピックが話題になりました。私もTwitterで「#翻訳で生計は立てられます」というハッシュタグをつけて投稿するなどしてこの話題に乗っかりました。
確かに様々な要因が重なって「重労働×低報酬」になり、かかった時間で試しに割り算してみたら時給換算で数百円になってしまった、ということは実際にあると思います。でも、そういう場合があるからといって、翻訳業界全体がそうであるとか翻訳が儲からない仕事であるかのように一部の人から言われるのは放っておけないと思いました。
翻訳者はフリーランスの方が多いので、やりようによってはすごく儲かる人も全然儲からない人もいると思います。でも、先を歩いている私たち現役翻訳者たち自身が夢のない話ばかりして「参入障壁」になるべきではないと思います。
翻訳の仕事はバラ色だとは限りませんが、地獄ばかり見ているわけではありません。ああ本当に面白い仕事ができたなあとか、お客さんがものすごく喜んでくれたなあとか、ちょうどいい時に大きめの仕事が入ってきてくれて(経済的に)助かったなあとか、良いこともたくさんあります。
腕を磨いて営業活動もしてしっかりと顧客をつかめば受注の切れない翻訳者になれますし、自分にしかない売りがあれば高単価で条件の良い取り引き先をつかむことも夢物語ではありません。
反対に、いくら翻訳の勉強をしても資格を取っても翻訳学校を卒業しても、仕事を獲得する努力をしなければ仕事は来ません。
翻訳の腕を磨くことと仕事を取るための努力は、どちらか一方だけでは仕事は来ません。両輪で努力していかなければ翻訳で食べていくことはできないと思います。
実力がある人も最初から実力があったわけではないでしょうし、有名な人も最初から有名だったわけではないと思います。
少なくとも今有名だったり実力者と思われたりしている人は、何も努力せずに今の場所にいるわけではないと思います。親が有名だったり生まれ持った特別な才能があったり幼少期に海外で過ごしたなどの幸運が重なった人も中にはいるかもしれませんが、そんなラッキーな人ばかりではないと思います。
ベテランにも初心者の頃は必ずあったわけですし、今翻訳スピードが速い人も駆け出しの頃は何をどう調べたら良いか分からず数百ワードの翻訳にまる一日かかったなんていうこともあったかもしれません。
私が一番言いたいのは翻訳を仕事にしているわけでもない人が、翻訳は儲かるとか儲からないとかテキトーなことを言わないでもらいたいということです。
翻訳を仕事にしたいと思っている人は、外野がやいやい言ってくるだけのなんとか知恵袋やなんちゃらGoo!とかで質問していないで、SNSで現役翻訳者をフォローしたり業界誌を読むなどして正しい情報を収集することをお勧めします。
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