2017年11月8日水曜日

チェッカーの仕事

国内のクライアントから英日の翻訳チェックの仕事はあまり入りませんが、海外のクライアントからは最近頻繁に依頼が入るようになりました。



いわゆる「ネイティブチェック」の日本語版です。
基本的には日本語のてにをはをチェックするのですが、バイリンガルチェックですので、訳抜けや用語統一、訳語自体のチェックも同時に行いますのでかなり神経を使う仕事です。

自分のチェックにも必ず抜けがあって、2度、3度とチェックするとそのたびにミスが見つかります。

自分の訳出のチェックの時よりも何度も見直さないと、小さなミスを見落としてしまうこともあります。

あまり割りの良い仕事ではないですが、この仕事のメリットと言えば、人の翻訳を読むこと自体が大変勉強になるということです。自分にはなかった訳出の引き出しが、他人の翻訳には必ずあります。

「ふうん、ここをこう訳したのか」と納得しながら読み進めるのは、翻訳作業とは違う意味で得るところが多い仕事です。

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