2017年6月30日金曜日

6-3 はじめの一歩

6-3 はじめの一歩

新たに知りあった人に職業を聞かれて「家で翻訳の仕事をしています」というと、ほとんどの方が「え?」という顔をされます。「翻訳なんてそんなに仕事あるの?」「どこからもらうの?」と思われるようですが、あるところには、あります。

ただ、やはり翻訳会社はどこも経験者を募集していますし、初心者は一体最初はどこで仕事を見つければいいの?という疑問も分かります。

私も最初からフリーランスではありませんでした。派遣社員として企業内で1.5年+4年、合計5年半ほど翻訳の仕事を経験しています。机上の勉強だけでは身につかなかっただろうと思うことも学び、良い経験をしました。ですから最初は企業内の翻訳者として働くことをお勧めします。

企業内(インハウス)の翻訳者の仕事は、語学系に強い派遣会社なら求人があります。
私が住んでいる東海地方は自動車系、航空系の技術翻訳の需要がかなりあります。


首都圏ならITやソフトウェア、金融関係はかなり需要があるのではないでしょうか。


また、「アメリア」などの翻訳者ネットワークにもインハウスの翻訳者の求人が掲載されています(求人情報の閲覧は有料)。

最初に働いた企業での知識の蓄積が強みとなって、専門分野となり、後にそれを活かしてフリーランスとして活躍している翻訳者も少なくありません。
  
  
    
  
 
   
   

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