2017年7月21日金曜日

10-2 土日は稼働時間に入れない

10-2 土日は稼働時間に入れない



私は最初に翻訳の仕事の納期見積もりをするとき、土日祝、お盆と年末年始は稼働時間に入れていません。家族との時間を取りたいということもありますが、いざという時のバッファーでもあります。仕事は基本的に依頼された順に行っていますが、思わぬアクシデントの発生で計画通りに仕事が進まないことがあります。

「計画通りに進まなかった時は毎回徹夜して間に合わせている」ということが常態化すると、体にも負担が大きいですし、翻訳という仕事そのものがつらくなってしまうことがあります。

土日が稼働時間から外してあれば、何かあった時には土日を返上することでほぼ何とかなります。休みなのに子どもをどこにも連れて行ってやれなくてかわいそうなことをしてしまったな、と思うことも時々ありますが、親が必死になっているところを端で見ていると、子どもなりに分かるようです。

クライアントからすれば一分一秒でも早く納品して欲しいでしょうし、サービス業としてはその要望に応えたいと思いますが、限界を超えて無理をすると品質に響く可能性もあります。

納期調整は、個人事業主にとって一番厳しいところです。間に入ってくれるエージェントの有難さはそういう時に感じられると言えるかもしれません。

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