私は30代の半ばで社内翻訳者のポストを獲得したと、以前にも書いてきましたが、それまでにいろいろな職を経験しました。振り返ってみると、どの仕事での経験も今の仕事に何らかの形で役に立っていて、無駄な仕事だったなと思う仕事は一つもありません。
社会人として組織で何年か働くと、社会人特有の言葉に出会います。
「水平展開」
「織り込み済み」
などの言葉は、ビジネスの世界に身をおいていないと聞くことはなかった言葉かもしれません。
ほかにも製造業では
「カン・コツ作業」
「ウエス」
「エフ」
など、初めて聞いたら「えっ?」と聞き返すような特有の言葉はたくさんあります。
今は調べものがあったらインターネットを開けばすぐに分かる時代ですが、こうした「業界にいる人同士」がメールの文面や電話口で使っている言葉というのは、やはり人生のある時点のどこかで、直接目の前で見たり聞いたりする機会があった方が良いと思います。
今はフリーランスとして自宅からパソコンを通じてしか社会とつながっていない私ですが、人と人が直接対面して会って、仕事をする組織という場所に、何年か自分の身を置いていたというのは、貴重な財産だなあと今となっては思っています。
2017年10月6日金曜日
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